2011年9月30日 金曜日

  第14回関西機器要素技術展 M-Tech KANSAI (http://www.mtech-kansai.jp/)
  
  

上記展示会にて、先着50名様限定で試作無料キャンペーンを開催いたします!


  ・製品、生産設備等の不具合でお困りの方


  ・表面処理に興味があり、試作を検討されておられる方


  ・表面処理を知り、興味をもたれた方             等々


是非この機会に、弊社のプロトニクスシステム®の効果をお試し下さい。


※定員(先着50名様)になり次第、締切とさせていただきます。


 


また、開催期間中、弊社ブース(小間番号:D3-31)にて、プロトニクスシステム®NPWの公開試験も実施致します!


高硬度・耐摩耗性を要する分野で多くの実績を有すプロトニクスシステム®NPWの性能を是非ご体感下さい。


 


皆様のご来場をお待ちしております。


 

2011年9月30日 金曜日

何を持って社会に貢献するか?


リーマンショックに続き、ここのところの急激な円高等、我々日本を取り巻く経済環境は過去に例のない非常に厳しい状況を迎えています。


大企業を始め中小企業までもが「海外に拠点を」とざわめいています。


一時期の、「人件費の高騰による中国への進出」と言う「ブーム」的な発想ではなく、今回の流れは切羽詰まった企業の大きな生き残り戦略の一環として捉えられているように思います。


誰の意見を聞いても大半以上の人が「日本にはもう仕事がない」と嘆く意見が蔓延しています。


私個人の意見は、確かに「日本に仕事は残っていない」と言うのは一部うなづけます。


しかし果たしてそれだけでうろたえていていいのでしょうか?


「仕事を造る!」と言う努力を怠ってはいないでしょうか?


戦後の焼け野原の中から立ち上がったときの先人達の力強さはどこへ消えてしまったのでしょうか?


不可能を可能にする先人達の不屈の精神が今の日本の骨格にあるべきはずが、その骨格すら見えなくなってきている現状、果たしてこれでいいのでしょうか?


私はまだまだ国内のものづくりにおいて、困っている問題、解決できない、しかし解決すべき問題は山積みだと思っています。


今一度、原点に戻って世の中にない技術を生み出すバイタリティーこそが現代を生きる我々に求められ、また世界に君臨する技術立国として誇りを持てる骨格とすべきであるように思うのです。


幼い頃、学校の先生を始め、父や祖父からも「日本には資源がない。だからこそ少ない資源を利用して知恵を絞って器用な手先を駆使して世界と戦っていかなければならない」と教わりました。


まさに「温故知新」、私は先人の教えを全うしていく決意です。


そして、世の中にない、世の中の為になる画期的な技術を確立し、世の中に貢献していく、と言う極めてシンプルな生き方を全うします。



2011年9月22日 木曜日

革新的技術開発


 


9月度より大きな研究開発プログラムがふたつ同時にスタートしました。


ひとつは、永年の課題であった「硫黄加硫ゴムの離型に有効な表面処理技術の確立に向けた詳細なデータ取りおよび技術改良」です。


10年越しで進めてきた研究成果の集大成をこのプロジェクトで纏め上げ、そして世の中に広め、貢献して行きます。


もうひとつは、詳細は現時点においてここでは公開できませんが、金属塩水溶液からは得ることの出来ない、例えばレアメタル、或いはカーボン、リチウム等の元素を電気化学的に還元し、表面処理として用いることの出来る技術の確立です。


この技術に関しては、現在私の通う同志社大学大学院に研究室を開設し、弊社社員2名、研究所員2名、大学院生3名、大学教授2名のプロジェクト構成で行い、より学術的にまとめていく構成を考えています。


特にこの技術は過去に例を見ない、まったく新しい観点での表面改質技術であり、大きな未知の可能性を秘め、成功すれば世界初となる画期的な技術です。


二年後をメドに工業化することを目標とし、大きな社会貢献をしていきたいと思っていますのでご期待ください。