実例集
シールとは、機械や装置において液体や、気体が外部に漏れないようにすることです。また、外部のごみや異物が内部に侵入するのを防ぐ働きもシールといいます。
シールには様々な材料が使用されており、シールが必要な部分の形状、使用環境によって材質、形状が決定されます。コーティングによってシールする方法もあります。
現状の対策 |
問題点 |
1 |
SUS材料同士のシール部に 樹脂製Oリングを使用 |
定期的な繰り返し使用の為、耐久性に難有り |
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問題解決実例
● before |
樹脂原料用配管にボールバルブを多用していたが、ボールの摩耗により、材料漏れが発生していた。 |
● after |
ボール部の耐久性及びシール性が向上し、バルブ交換頻度が約1/3となった。 |
● before |
Fe素材オイルシールにて、従来Niメッキを行っていたが、腐食によってシール性が損なわれていた。 |
● after |
耐食性が向上し、シール性もアップしたことにより、耐久性が約2倍向上した。 |
● before |
高圧ガス用バルブにて、SUS素材でのシール性が悪く、リークが多発し、構造変更を余儀なくされていた。 |
● after |
シール性が向上し、構造変更を行うことなく、量産対応が可能となった。 |