2013年5月13日 月曜日
プロトニクスシステム® 磁性を帯びている表面への処理
株式会社日本プロトンは、幅広い分野のお客様のご要望に応え、多種多様な部品に表面処理を施工しております。プロトニクスシステム®によって高機能化された部品は、半導体や自動車、医療、食品、建築、その他製造関連設備等、様々な分野にてご愛用いただいております。金属~非導電性等の材料や、単純構造~超精密構造等の形状、磁性を持つもの、表面に変質層があるもの、窒化処理されているもの等、毎日幅広い種類の依頼品をお預かりし、取り扱いをさせて頂いております。
プロトニクスシステム®では、各々の依頼品の特性とお客様のご要望を把握した上で、最適な方法を選択して処理いたしております。今回は、その中の一つである『磁性を帯びている表面への処理』について、ご紹介したいと思います。
磁性を帯びている表面への処理
磁性を帯びているものには、「素材自体が磁性を帯びている」、「着磁により磁性を帯びている」、「摩擦・溶接・圧力・熱等により素材の表面組織が変化して磁性を帯びている」等があります。
一般的に磁性を帯びていると、表面処理をする際に、密着不良や不純物の付着等の問題が発生しやすくなります。
これを防止するには、磁性の事前確認と、除去(=消磁)が重要になってきます。
プロトニクスシステム®では、入荷時の受入検査にて社内基準に基づき磁性チェックを行い、磁性を有すものには消磁処理を行います。その後、前処理工程を行い、表面処理を施工しています。
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