2013年8月 のアーカイブ
2013年8月28日 水曜日

拝啓 向暑の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。


 この度、下記の通り「エヌプラス ~新たな価値をプラスする材料と技術の複合展~」(www.n-plus.biz)に出展する運びとなり、ご案内させて頂きます。プラスチック、ソフトマテリアル、軽金属、炭素繊維、複合材料などの素材の新しい活用方法や、耐熱・放熱、接着・接合、軽量化・高強度化、コーティングなどのソリューションをテーマにした7つの展示会があつまる 複合展です。業界や素材の枠を超えたこの複合展は、最終製品メーカー、特に設計・開発担当者から注目されています。


 


 


会   期:2013年9月25日(水)~27日(金)


会   場:東京ビックサイト


小間番号:高機能コーティング技術展 2D-11


 

弊社ブースでは、多数の処理実績を交え、弊社の技術・営業スタッフが常駐し、表面処理に関するご相談をお受けします。お気軽にご相談ください。


また、当日は招待券が必要になります。必ずご持参ください。


http://www.n-plus.biz/registration/guide.html(無料招待券:要事前登録)


※郵送での招待券をご希望の方は弊社までご連絡ください。至急送付させて頂きます。


ご多用中のところ恐縮ではございますが、弊社ブースへご来場賜りますようお願い申し上げます。             


                                                              敬具

2013年8月26日 月曜日

先日ある人から「何をやってもうまく行かなくて悩んでいます」と言う相談を受けた。


 じっくり話を聞いてみると、出てくる出てくる最近のうまくいってない失敗話が。


 本人は相当悩んでいる様子だったが、そんな話ばかりを聞いているとこっちまで滅入ってくる(笑)


 そこで話題を変えて、「じゃあそんな中で少しでもうまく言った話はないの?」と聞いてみると、予想を反していくつか出てきた。


 割合でいうと7対3くらい、打率で言うと3割ってとこ。


そこで「野球選手なら充分やっていけるね」と笑うと彼は少しムッとした。


でもそこから先は本人の考え方次第で大きく人生は変わると思った。


「3割しか成功してない」と考えて今後も悩みながら縮みながら人生を歩むのか「7割までのミスまでは許したる!」と考えて活力持って生きるのか? 絶対後者でしょ?と話すと自然と目の色が変わって活力が出てきたような気がした。


 後日、彼から電話があって「お陰さまで凄く気が楽になって希望が湧いてきました。3割の成功の中で自分を伸ばす努力をします!」と。


やれやれ、私なんかよくよく考えてみたら、打率1割5分くらいなのに・・・。

2013年8月19日 月曜日

私の趣味のひとつに、「クラシックバイクのレストア」がある。


新しいもので50年前、 古いものになると80年以上前の廃品寸前のバイクを買ってきてこつこつレストアするのが楽しくて仕方ない。


戦前のイギリスのバイクや戦後まもなく造られたイタリアのバイクが特に面白いが、どうしても欠品部品で悩むことがある。


そんな時、インターネットを活用して世界中のパーツリストから部品を探す。


 当時のオリジナルパーツが無い場合、仕方なくリプロ品を使うのだがイタリア製はハズレが多いしイギリス製も同様に精度に問題がある。


アメリカ製に至ってはそのほとんどが中国や台湾で作られていて、細かいネジのピッチが合わなかったり、肝心なシール部分の精度が悪くオイル漏れを起したりする。


そんな中、やはり品質、精度で群を抜いているのが「MADE IN JAPAN」だ。


 「日本のものづくりは終わった」「中国は世界の工場」などと言われてはいるが、決して我々日本の技術は終わったわけでもないし、廃れた訳など毛頭ない。


 戦後から培ってきた伝統がある。


この伝統は少々のことで崩れる道理がない。


今、我々日本人に必要なものは「自信」と「風格」だ。


一時的には中国にやられたかもしれない。


世界情勢も向かい風になっているのかもしれない。


でもそんなことで自信を失うことは無い。


我々日本人が作るものはまだまだ世界に通用する。


 「イギリスの古いバイクに日本製の電装部品を付けるのは邪道」とおっしゃる方もいる。


 でも私は自信を持ってこう言う。


 「信頼性の無い部品を装着して恐る恐る走ったり、ガレージの片隅に置きっぱなしにするより、日本人が造った信頼性の高い部品に誇りを持って古いイギリス車を生き生きと走らせる方がバイクも喜んでいるような気がします。」