2012年10月9日 のアーカイブ
2012年10月9日 火曜日

ここ最近、日本を取り巻く国際問題が烈火しているのはご承知の通りだ。


日本政府の交渉術のお粗末さにはあきれ返ってしまう。


私は政治のことはよく解らないが、いわゆる尖閣諸島問題のような難問は一般社会を生きる我々にも常時降りかかっているような事にも思える。


ひとつの問題に対し、その結末は必ず勝者と敗者に別れる。それはそれで結構なのだが、出来れば勝者も敗者もお互いがしこりを残さない勝ち方、負け方をすべきではないかと思う。


すなわち、結論を出す前の対話があまりにも無さすぎるように思うのである。


最後はFace to Face、お互いのトップ同士が結論に至るまでの過程について重々、何度も何度も話し合うことがどうも欠落しているように思えてならない。


お互いの弱点を突くための情報収集については当然水面下で進めることは作戦として大いに遂行すべきである。


しかし、一旦出てきた情報に対して一方的に「それが最終結論」としてただ単に相手に投げつけるだけではしこりが残って当然である。


大国が小国に対して繰り返してきた歴史が、戦争の歴史と合い重なるように思えてならない。


一国の主たるもの、正々堂々と自論をぶつけ、相手と納得行くまで議論する勇気さえあれば、世の中から戦争は消えるだろうし、一般社会でのくだらない論争も消えていく平和な世の中が築けるのに、と言う単純な意見は今の世の中には通用しないんでしょうかねえ・・・。