私は基本的に「古いもの」が好きで、暇さえあれば古い時計をばらしたり、戦前に作られたバイクの修復作業に明け暮れたりしています。
ばらすたびに感じるのが「よくもまああれだけモノの無かった時代に先人は並大抵ではない創意工夫、試行錯誤の結果、この部品の形状にたどり着いたんだろうなあ」ということです。
今は全てが便利になって、クルマのボンネットの開け方すらわからない若者が増えています。
「開ける必要がないくらい壊れないから」がその原因なのでしょうが、せめて自分の大切な命を乗せて走る車の構造を知るべく、月に一度はボンネットを開けてみて欲しいものです。
とは言いつつ、今の車はボンネットを開けてもプラスチックのカバーだらけで内部の構造などは一切見えませんが・・・。