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ホットランナーでの腐食対策と流動性向上
≪Before≫
PA66(難燃剤+ガラスフィラー)でホットランナーを使用していたが、流路内の腐食により樹脂が
滞留固化し製品へ混入して外観不良が多数発生していた。
≪After≫
ホットランナー流路及び関連パーツにNPS+NPWを施工したことにより、耐食性及び流動性が
飛躍的に向上し樹脂の滞留固化が皆無となり、外観不良が低減した。
カテゴリー: 処理実例・評価等
ABS樹脂射出成形金型の離型不良対策
難燃材入りABS樹脂成形にて、スライドコアの離型性が悪く
10ショットごとに離型剤を塗布しながら成形していた。
スライドコア製品部にMAPを施工したことにより、
離型剤を使用せずに連続成形が可能となった。
ナイロン樹脂射出成形金型の流動性向上
ガラス繊維入りナイロン樹脂の射出成形金型にて、流動性が悪くバリの発生、
流動性が悪くバリの発生、離形不良にて、成形条件が不安定であった。
ランナー部分を含め、MAPを施工したことによって流動性が向上し、
成形条件が緩和され成形サイクルが約25%改善された。