社長の声
2012年9月25日 火曜日

「次の人のために」


 通路にある障害物を退けてあげたり、重いドアを開けて次の人を待ってあげたり、コピー機の紙を補充しておいてあげたりと、次の人のためにちょっとした気配りをしてあげることの有難みがわかる瞬間って、実は次の人が自分だったときって言う経験は誰にでもありますよね?


次の人のために、次世代の人のために今を生きる私達は頑張らねばなりません。


私達が今、研究所で日々努力して開発しているテーマのいくつかは、ひょっとしたら私の目の黒いうちには完成しないテーマもあるかも知れません。


でも私達は「この技術が完成すれば、次世代の世の中のために大きく貢献できるんだ!」と言う強い意思で勤しまねばなりません。


目の前のお金儲けの為だけに走ってしまうと企業はそこまでです。


企業を継承していくための最も大切な源は、その開発の内容だけではなく、とてつもなく大きな夢と情熱が必要なのです。


夢と情熱を持って、大いに失敗を繰り返し何度も何度も立ち上がる決意さえあれば必ず夢は現実のものとなります。


それがたとえ50年後の成功であっても、次世代の世の中に貢献できるまで継承していくことが企業理念の継承でもあると思うのです。

2012年8月7日 火曜日

先日の雨風の強いある日、心打たれる出来事に出会った。


近所の街角で、小学5~6年生の男の子と、おばあさんが話していた。


そのおばあさんは、風に飛ばされてぼろぼろになった100円傘を手にしていて、どうやらその小学生が自分の持っている傘をおばあさんに渡そうとしていた。


おばあさんは「ありがとうね、でももうすぐ家に着くから大丈夫だよ。ほんとにありがとうね」


男の子は言葉少なく「でも、これ!」と言っておばあさんに自分の傘を差し出して恥ずかしそうに大雨の中を走り去っていった。


涙が出そうに嬉しかった。


思わずおばあさんに「世の中捨てたもんじゃないですね。あんな小さな子が人を思う気持ちを持って頑張ってるんですから」と話しかけるとおばあさんの目にうっすら涙がにじんでいた。


いい話でしょ?

2012年8月1日 水曜日

最近の日本の政治動向を見て感じるのは「これが会社だったらとっくに潰れてますわ」である。


強いのか弱いのかわからない中途半端なリーダーが多すぎる。


その中途半端なリーダー達は、強い決意と責任感もなく、世論の評価を気にしながら「決断」と「断言」から程遠い動きをしている。


その下で働く幹部達は、自分の立場を守るべく発言しかしないし、その下の一般管理職は


「誰についていけば自分の身が安全に確保されるか?」が最も興味のあるところだろう。


このこっけいな政治活動、渦中に入ってしまうと気付かないものなのでしょうねえ・・・・。


こういう光景を見て「人の振り見て我が振り直せ」ということわざが脳裏を掠める。


我々一般社会人は、しっかりやっていきましょう!